ヒードラン入りカバドリュウズ
前回の記事より2ヶ月弱ほど空いてしまいました。お久しぶりです。
水技が一貫しやすいカバルドン+ドリュウズの形に、更に水が通るヒードランを採用した形。
水が通るというデメリットがありながらも、天候を上書きしてくる厄介なユキノオー、蜻蛉返りでループを抜けてくるハッサム、様々な型でカバドリュを殴ってくるナットレイに対して強いという魅力があったので採用して組んでみました。
ポケモン名 | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | カバルドン | 砂起こし | 地震 | 欠伸 | 吠える | ステルスロック | オボンの実 | ドリュウズ | 砂かき | 地震 | 恩返し | 剣の舞 | 身代わり | 命の珠 | ラティオス | 浮遊 | 流星群 | 竜の波動 | 波乗り | トリック | 拘り眼鏡 | ヒードラン | 貰い火 | 大文字 | 竜の波動 | 毒々 | 身代わり | 食べ残し | キノガッサ | ポイズンヒール | ローキック | 種爆弾 | キノコの胞子 | 身代わり | 毒々玉 | ボルトロス | 悪戯心 | 10万ボルト | めざめるパワー | 気合玉 | 電磁波 | 気合の襷 |
・カバルドン
212-133-165-*-108-75
HP4n、ステロ込陽気ドリュウズの珠剣舞地震耐え、ラティオスの眼鏡波乗り高乱数耐え。残りをSに。
相手のドリュウズを上から殴れるポケモンがいないのでB方面はドリュウズを意識し、D方面は水技が一貫するのでラティオスの眼鏡波乗り高乱数耐えまで。申し訳程度のSで素早さの近い相手に対して先制して殴れるように。
PT内に先制攻撃技を打てるポケモンがいないので、起点を回避するために吠えるを採用。
・ドリュウズ
陽気AS
恩返しの採用理由は、他のサブウエポンがあることによって突破出来る可能性のあるエアームド、フワライド、ドータクンに対しては別のポケモンで対応出来ると考えたので。
ボルトロス(157-103)、キノガッサ(153-102)、ラティオス(155-101)等の岩雪崩、燕返し、シザークロスを必要とするポケモンが珠剣舞恩返しにより全て確定になるので恩返しを採用出来るメリットは大きいと考えています。
・ラティオス
臆病CS
拘り眼鏡を持つことで高い火力を維持しつつ、この構築では薄めになっている受け主体の構築に対して崩しにいける場面があるのは良い点。
連打出来る技が欲しいので竜の波動を採用しました。
・ヒードラン
HC調整、S最速
Sをキノガッサ抜きの135まで落としてCに割きメタグロス等を突破出来る可能性を増やす、もしくは耐久に割きたのですがキノガッサを抜いてくるであろうグライオン等を意識し最速。
ラティオスを始め、炎を半減するドラゴンを殴れる技が欲しかったので竜の波動を採用。
有利なポケモンと対面した時に安定して貼れる技として身代わり。その後ヒードランに対して投げられる回復持ちのブルンゲルやヤドラン等に入れる意味のある技として毒々を採用。
炎技はオーバーヒートと大文字の選択で悩みましたが、炎技を打った後に竜技を続けて打ちたくなる場面が気になったので今回は大文字を採用しました。
弱点、耐性の多さから守るを使用し相手の拘り持ちの動きをロックしつつ有利に動く場面が取りたかったのですが、今回の採用時にこの4つをどれも切ることが出来なかったことと、竜舞バンギラスや瞑想ラティオス等のことを考え採用しませんでした。他にもステルスロック、吠える等も採用出来ると思いますが、これらはPTに合わないと考え不採用。
また、今回は残飯での採用ですが、風船にしてドリュウズ等を誤魔化せる形も使ってみて強いと感じました。
・キノガッサ
153-151-102-*-93-134
ラティオス+ヒードランの形で不安な雨、バンギラス、その他の低速ポケモンに圧力をかけることの出来るポケモン。
主に水を殴りに行くことが多いので種爆弾を採用しました。
・ボルトロス
臆病CS(めざ氷個体)
気合の襷で行動回数を確保してスカーフニョロトノに対面で負けないように。
更に、このPTで処理が面倒なラティオスやガブリアスを上から叩くことが出来るのは良い点。
対雨を意識したキノガッサ、ボルトロス。面倒なものに強く、色々なポケモンに対して誤魔化しがきくヒードランを使って自分なりにカバドリュウズを組んでみました。
対雨の選出では、初手にラティオスを置き相手の鋼を誘ってヒードランを投げてそこから動かしたり。また、ユキノオー入りの構築にもユキノオーの吹雪や草結びに対してヒードランを合わせてそこから動かせるので、ヒードラン自体の相性は悪くないように感じました。
ただ、受け主体の構築に対して強いと言えるポケモンを採用出来なかったことと、カバドリュラティミラーに少し不安が残ります。
次にこれと似た形を組む時は、その点を意識して組んでいこうと考えています。